ピーリング
伐採された丸太を職人がナイフを使い、手作業で皮むきします。この作業で独特のハンドカットログの手触りができるわけです。
ログ組み上げ
皮むきを終えた材にグルーブ・ノッチを刻みます。組み上げながら細部を調整。通しボルトや電線の穴も開けます。
小屋組み
ログ壁を組み上げた後に、小屋(屋根の骨格)を作ります。窓まわり等の細部をここで処理。必要箇所を研磨処理します。
積載~発送
防カビ材を塗布し、番号をふって解体します。コンテナに積み込みログハウスキットとして発送。
※マシンカットログは工場での製材・加工後、仮組みこそしませんが、積み込んでキットとして一括発送する工程はハンドカットログと同様です。
「ログハウスを建てたい」と思ってから、夢のログライフの実現まで、
打ち合わせを経て、ご成約から建物が完成するまでのステップをご紹介します。
ご質問やプランに関するご希望など、お気軽にご連絡ください。実際の建築例などをお見せできる場合もあります。土地の資料・間取りなどのご希望を、メモなどでお持ちいただくとよりスムーズに進みます。
お客様のご希望を自在に入れ、オリジナルプランを作成していきます。完成時期・ご予算・建築地等の条件も加味して、何度かの詳しいお打ち合せを行い、建物の詳細を詰めていきます。
より具体的な設計ラフプランに入ります。概算のお見積りを作成し、建築資金の検討も始めます。プロのスタッフがアドバイスいたします。お見積りまでは無料ですので、安心してご相談ください。
ラフプラン、概算お見積りの内容を仔細にご検討頂き、修正の必要があれば行います。内容が完全にご納得いただけましたらお申し込み頂き、建築への第一歩を踏み出します。
建設地の状況を把握して、設計プランに反映させるため、現地調査及び地耐力試験を行います。建設地の各種規制等も併せて調べます。
ハウジングキットの製作と、工事(施工)のための図面、仕様書を作成、設計を決定します。それに沿った正式のお見積りを作成します。
設計・仕様とお見積りの最終確認をいただき、本契約を締結します。軽微な仕様変更や追加工事等は、御契約後もご相談に応じます。
建築確認申請等、着工前に必要な手続きを行い、行政の許可を取ります。他にも申請が必要な場合もあります。
詳細な加工図をもとに、日本国内でで製作・加工いたします。建具類や仕上げ材なども調達し、キット化して日本に運搬します。ご契約後平均3ヶ月程度で建築地に到着します。
キット製作期間中に、建設地では工事着工し、基礎工事にかかります。伐採整地等を行う場合もあります。
キットが到着するまでに、1階床組みの工事を終えておきます。これにより材が到着するとすぐにログを組み上げることができるのです。工事のスムーズな進行と、材料保護の両方の意味があります。
ハンドカットの組み立てにはクレーンが必要です。マシンカットログは人力でもOKです。ログハウスの場合は棟木、母屋が組み上がり、屋根掛けの準備ができた状態を上棟としています。
屋根工事、木工事、塗装工事、給排水設備工事など順次進めていきます。大体2~3ヶ月見ていただきます。
工事が完了、竣工です。検査後にお引き渡し。いよいよ夢のログライフがスタートです。