次世代へと受け継がれる本物の木の家。

ログハウスの原点とも言えるハンドカットログハウス。平均直径30cmを超える丸太を皮むきして、そのまま積み上げるログ壁は、唯一無二の存在感を放つ本物の木の家。
良質の原木を熟練した技術を持つログビルダーが、一本一本の丸太を丁寧に手加工で仕上げるハンドカットログハウス。丸太をがっちり組み上げたその豪快なたたずまいは、他のどんな家にもない本物の力強さが魅力。
ログハウスの中でも豪快な丸太の魅力を思う存分堪能できる、いわばログハウスのステータスシンボル的存在です。

熟練されたログワーク

一本一本の丸太を丁寧に手加工で刻んでいきます。
熟練のログビルダーのクラフトマンシップが丸太に刻まれて行き、世界でただ一つしかないハンドメイドのログハウスを作り上げて行きます。

ハンドカットログは全てログビルダーによる手加工の為、窓などの開口部分もあらかじめカットして行くので、仮組みをしながら加工して行きます。大胆かつ丸太の収縮を計算した緻密なチェーンソーワークは熟練の職人技によるものです。
1棟につき150本以上の丸太を原木のまま使い、1ヶ月半から2ヶ月もの加工期間を要します。ログハウス家一軒に使われる木の量は、通常の木造住宅のおよそ5倍以上といわれています。

本物の素材を使った価値ある住宅

ヨーロッパの田舎に行くと、築100年を超える住宅があちらこちらで見受けられます。
長年受け継がれていく家は、無垢の木材や漆喰など伝統的な自然素材を使い、そこに住む人たちは、ペンキを塗ったり、割れの補修をしたり、労を惜しまず家の手入れをしていきます。本物の素材を使った家は、手入れをすることにより、家に愛着がわき、深い味わいを増していきます。また欧米では中古住宅が「価値ある住宅」として新築時よりも高い値段で取引される場合も珍しくありません。
日本の住宅事情はどうでしょう?
戦後、特に高度経済成長期以降の日本の住宅は、無垢の木に似せた合板のフローリングやベニヤなどの「早くて、安くて、見た目がキレイで大量生産が可能な新建材を使った住宅」が多く建てられてきました。
本物の素材でない新建材は、本物の素材と違って、そもそも手入れ自体が困難な素材なのです。
新建材で作られた現代の家は、必然的に中古住宅としての価値が下がり、建てた時が一番綺麗な住宅となってしまいます。
欧米との文化的な違いで、日本人には家の手入れをするという発想を持つ方が少ないようです。ただこれは日本の多くの住宅が手入れをして長持ちするような本物の素材を使っていないからと言えるのではないでしょうか?
ログハウスは本物の素材を使い、手を入れるほどにその風格を増し、次世代へと受け継がれる価値ある住宅といえます。

丸太組構法は地震に強い

ノッチとはログ(丸太)が交差する部分に入っている刻み加工の事です。十文字にがっちり噛み合って組んでゆくので、強度も非常に高く、地震に対しても非常に強い構法です。

ログハウスはもともと丸太が横に倒れている建物なので倒れようがありません。
また木はコンクリートの約4倍の圧縮に耐えられる強さがあり、鉄の5倍の伸びや引っ張りに対する強さがあります。
丸太を1本1本がっしり組んだ一体構造で、丸太組構法ならではのノッチにより壁をがっちり隙間なく組んでいることも強度が増している理由の一つです。
水平荷重と垂直荷重を分散する構造なので、地震に対して最高レベルの強さを発揮します。

こだわりのある家にはこだわりの材料で

ウエスタンレッドシーダー
見た目がスギに似ていることから「米スギ」と呼ばれる北米産のヒノキ科に属する針葉樹。発育が遅く高樹齢のため、年輪の間隔が密で美しく刻まれている。北米では最も耐水性・耐朽性に優れる高級材とされ、外部のデッキ材や屋根材としてよく使われるほど。赤みが強い木肌が特徴で、防虫効果があり独特の香りを放つ。収縮率が低く、ログハウス完成後の狂いや割れも少ないとされている。辺材は白色、心材は赤褐色。
プレミアムなログ材として今もなお国内外のログハウスファンから熱狂的な支持を受けています。

スギ
日本固有の樹種で、心材に含まれる精油により独特の芳香を放つ。スギの名は「直ぐ」からきているともいわれるように、ほぼ円形の樹幹が大地から真っ直ぐに伸びていく。油分の多い赤身は比較的湿気にも強いとされており、国産ログの代表的存在。辺材は白色、心材は暗赤褐色。
ログワークスで使用するスギ材は小国スギ。
熊本と大分との県境でもある小国地方は、冬は厳冬で-5℃以下になることがあり、積雪もある地域ですので、一般的なスギと比較しても目詰まりが良く、艶と粘りがあり強度に優れています。

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