ジメジメとした湿度の高い日が続きますね。
毎年この季節になると、ログハウスやサーファーズハウスに住んでいるオーナーさんが口をそろえていう言葉、それは、
「家の中がカラッとしていて、家の中で洗濯物がよく乾きます。」
という言葉です。
先日もオーナーさんと話をする中で、家の中で洗濯物がよく乾くという話をしていました。
「今の時期でも家の中で洗濯物を干しても一晩で乾きますよ。
そして、部屋干し特有の匂いもありません。靴も家の中で乾くんですよ!
室内も空気がサラサラしていて、ジメジメした感じがありません。
床板もサラッとしていてとても心地よいです。
この梅雨の時期の快適さはログハウスに住み初めて一番の驚きでした。
以前住んでいた貸家がジメジメしていたので余計にそう感じるのかもしれません。」
なぜ、この梅雨の時期にログハウスの家の中はカラッとしていて、洗濯物が乾くのか?
それは木が呼吸をしているからです。
木には水分や空気を蓄える小さな無数の孔が開いていて、空気中の水分が多くなるとその孔に水分を蓄え、空気が乾燥するとその水分を放出し湿度を一定に保つ働きがあります。
一般的な住宅は、壁や天井がビニールクロスで床も複合フローリングなので、空気中の湿気を吸放出することはほとんどありません。
雨の日にビニールのカッパを着て運動すると、汗をかいてカッパの中で蒸れて気持ち悪くなりますよね。
ビニールハウスや複合フローリングは湿気をほとんど吸放出しないですから、家の中の素材が湿気を旧放出しない素材を使っている家はまさにビニールカッパと同じような状態です。
ところが、ログハウスは家の中で使われている素材が、全て無垢の木材なので、木そのものが周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりを繰り返し、室内の湿度をコントロールしているのです。
また、ログハウスの仲間であるポスト&ビームやティンバーフレームはもちろん、サーファーズハウスも室内に無垢板や呼吸する壁紙、ルナファーザーやスイス漆喰などの調湿作用のある素材で仕上げているので、ログハウスと同じようにサラサラした室内で過ごすことができます。
ちなみに濡れた靴も家の中でもホントに良く乾いてくれます。
木や漆喰の持つ自然素材のパワーには本当に驚かされます。